EVE余剰次元仮説(現実子-奇跡統一理論)
現実子仮説 概説
概要
- 現実子とは、波動関数の収束に関わる量子
- 現実子は、現実子自体の収束に関わり、それが入れ子状の構造(="現実の海")を構成する
- 観測とは、この現実の海にエネルギーを投射し、構造の破れを引き起こし、世界確定を引き起こす事
「FAQ;〜ヒュームって一体全体なんだ?」による定義
earl_c による図示- 現実改変オブジェクトの周囲は、常態より遥かに現実性が低い
- 現実改変オブジェクトは、常態よりやや現実性が高い
- 低レベルでは o:0.75~0.8 Hm / i:1.3~1.5 Hm、高レベルでは 0.4未満/3超
- スクラントン現実錨は、局地現実を一定の2 Hmに保つ。他の宇宙から現実を"吸引"しているらしい
- 基準ヒューム濃度は +- 9cHm前後、基準値は1 Hm
- ヒュームの低い領域は、平常現実の安定性に欠け、普通の人間でも現実改変能力者のように振る舞うことが出来る
- 逆に高い領域は、一般にパワースポット扱いされる場所であり、現実改変能力者は能力が封じられる(圧力差が無いため)
- 逆に、常態より低いヒューム水準を持つ存在は、"現実に抗えない"状態になるらしい
"現実子(realiton)"
- ボルンの確率解釈における"観測"に関わる量子
- 波動関数の収束をもたらすゲージ粒子の一種として仮定される
現実改変オブジェクトと通常の観測者の違い
- 通常の観測者
- 現実子による巨視的効果を受けないように外部から観測される
- 周辺環境とのヒューム値の差が殆ど無い場合、収束のズレがほとんど無視できる範囲に留まる
- 現実改変オブジェクト
- 通常予測される結果と異なる状態での"世界確定"を引き起こす
- -> 何故か?
"現実の海"
- 素粒子である現実子も量子的重ね合わせの状態にあるため、現実子の波動関数の収束にも、現実子が関わる
- そのため、入れ子状の相互作用が発生する
- 結果として、"現実の海"とでも言うべき、現実子のプールが仮定される
- これはディラックの海に似た状態であり、"現実の真空状態"と言える
現実の海への作用
- 現実改変オブジェクトは、現実の海にエネルギーを与える
- このエネルギー状態を表すのが、Hm?
- そうであれば、高Hm値を示す="現実の励起状態"といえる
- すると、場を満たす現実子の一部が弾き出され、入れ子の一部が破れる
- この破れが巨視的効果として、予測される世界とのズレ(=現実改変)となって現れる
- 現実改変オブジェクトが任意の改変を起こすのは、この"破れ方"を指定できる為?
「観測」とは
- 通常の主体もヒューム値差を持つため、常に極小規模ながら、現実の海へ影響を与え"世界確定のズレ"を引き起こしている
- ただし、十分に予測可能な範囲でのズレの為、顕在化しない
- このことから、恐らく「観測」とは、「現実の海へのエネルギー投射による、世界確定」を指す
- これが統一奇跡論第三原則「観測は現実を変える」の正体か?
- このことが"意識"の説明に繋がる可能性がある(量子力学の観測者問題)
統一奇跡論 概説
統一奇跡論三大原則
- 第一原則「部分は全体に影響を及ぼす」
- 第二原則「相似なるものは相似なるものを生ず」
- 第三原則「観測は現実を変える」
奇跡論的構造の4つの要素
- 根源(Source)
- 具現化(Shaper)
- 対象(Target)
- 沈下(Sink)
Elan-Vital Energy(E.V.E.)
- EVEは生体から放出されるエネルギー。超常物体からも放出される
- より高く激しいレベルのEVEはより高い知性の存在から生み出される。
- 観測者効果(観測行為が系に影響を与える現象)が強まるにしたがって、EVEレベルも同様に強くなる。
- 第六生命エネルギー、生体発躍エネルギー、魔素とも呼ばれる
アスペクト放射(Aspect Radiation)
- 単純に、現実歪曲効果を生じるのに十分なほど密集したEVE
- ガンマ線放射のようなもの
- 環境に留まる時間は、強さと、エボニーというよりルビーに向かう下位色相と、きっちりとした構成に比例する。特に構成の影響が大きい。
アスペクト放射の4つの特性
- 強さ(Intensity)
- キャスパー(Caspers)を単位とする。背景放射を100 Caspers、1000 Caspersで超常影響が出始める
- 色相(Hue)
- "変質のわかりやすさ"と説明される。現象の根源の巨視性を示す?(ルビー変質:β崩壊の促進, オーバーエボニー変質:過去改変)
- ルビー、トパーズ、レモン、マラカイト(クジャク色)、サファイア、エボニー、オーバーエボニー
- 言い換えとして、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、ブラック、オーバーブラック
- ピッチ(Pitch)
- 破壊性の尺度、フラットが破壊的、シャープが建設的
- ダブルフラット、フラット、ナチュラル、シャープ、ダブルシャープ
- 構成(Weave) -
- 直接検知が出来ない(現状タイプ・ブルーによる直接評価)、発生した現象(対象)の緻密さ・濃さ?
- 直訳は「織る・編む・組み立てる」
- "構成の緊張した状態"というように表現される
- スパース(Sparse)、ルーズ(Loose)、タイト(Tight)、ロックド(Locked)
- 「スパースはぼんやりとして奇妙」
- 「ルーズはもう少し理解しやすい」
- 「タイトは大抵の場合、人々が"魔法"や"現実歪曲"だと考えるようなもの。タイプ・ブルーやグリーンの範囲」
- 「ロックドと聞いたなら、その場から全速力で逃げねばならない。なぜならタイプ・ブラックがそこにいるということだから」
バックラッシュ(跳ね返り)
- 元の魔術の強さに比例する。ピッチは反対に。色相は反対に。構成は同様に。
- 奇跡論構造4要素の、沈下で処理する必要があるもの
- 3キロキャスパー、エボニー、シャープ、タイト。→ バックラッシュは1.75キロキャスパー、ルビー、フラット、タイト
- 「おそらく私は突然ガンマ放射線の爆発を生じさせるでしょう。おそらく半径5メートルにあるカーペットは炎に包まれるでしょう。おそらく溢れんばかりの光が、白熱したルーン文字の形状をとるでしょう」
- 「何故超常物質が存在するのかについての一つの理論は、ビッグバンがこの宇宙でもっとも強力な魔術的作用だったというものです…そしてそれが今もバックラッシュを続け、定期的な間隔で現実を歪め変えていると」
- タイプ・グリーンとタイプ・ブラック、神性存在は、バックラッシュを引き起こさない
大統一理論
現実子仮説と、統一奇跡論を同時に説明する理論
「基底世界」等の用語は、異常特性5大分類法 (Ikr_4185) に基づく
現実子とEVE量子
- 現実子とEVE量子は似ているが、同じ物ではない
- "現実の海"の入れ子構造を破る際に投射されるエネルギーがEVEと仮定
"EVEの海"
- 基底世界から見ると、熱力学的には"何もない所から湧いたように"見える事から、基底世界とは別に"EVEの海"が存在すると推測
- そこから、基底世界にEVEが流れこむ現象が、アスペクト放射と仮定
- その場合、"知性体"は、EVEの流入口として働いていると予想される
- つまり、生命から発せられるのではなく、生命は流入口、または媒介でしかない、EVEの源泉は"EVEの海"
EVE余剰次元モデル
- 時空間異常オブジェクトが存在する以上、基底世界以外にも異世界が多数存在していると考えられる
- そのため、多数の"膜宇宙(ブレーン、braneworld)"を横断的に包み込む、高次元の時空である"EVE余剰次元時空間(EVE bulk)"があり、EVEはこの余剰次元内を満たす仮想的な流体(EVE流動 / EVE flow)とした方が、自然かつエレガントである
- このEVE余剰次元モデルは、物理学におけるブレーンワールドモデルからの類推
- 我々が所属するブレーンを「基底世界ブレーン(ground brane)」と呼称する
"意識"とEVE
- 「意識(精神、魂と呼ばれるモノ)」の本体は、基底世界ではなくEVEブレーンにあると仮定
- EVE流動の内、一部の渦のような流れが"意識"として作用し、基底世界ブレーンに"流れ込んでいる"と推測
- そのため、EVEが知性・生命(或いは非生命)から発せられているように見える
「観測」とEVE
- 「観測」は、基底世界に流れ込む"EVE流動"が基底世界ブレーン内の"現実の海"の構造に影響し、"世界確定"を起こす現象と考えられる
- 現実改変オブジェクトと通常観測者の差は、この"EVE流動"が、基底世界ブレーンに投射される角度によるもの
- 垂直投射ではブレーンを突き抜けるだけで、基底世界からはほとんど観測されない(一般の観測者)
- 水平に近い斜めの投射では、ブレーン内の現実子に強く影響し、現実改変クラスの影響を与える(現実改変能力者、TypeBlue)
- 投射角は、余剰次元内での他のEVE流の影響を受ける為、突発的にTypeBlueとしての特性を得る場合がある
現状の課題
- 何故現実子は超光速で波動関数の収束をもたらすのか?
- 恐らくEVE余剰次元内をバイパスすることで、いわば"亜空間転移"を起こしていると予測
- 現実子に場の量子論での解釈を与えた場合、"現実場"の存在が予測されるが、それは如何なる性質をもつか?
- "現実の海"が、すなわち"現実場"で、「現実子が現実の海を作る」のではなく「現実場の振動が現実子として表されている」可能性がある
- ヒューム値は、この現実場のエネルギー状態を指す?(すなわちEVEとほぼ等価である可能性がある)
- EVE流動の種類にはどのようなものがあるか?
- EVE流動の形態により、アスペクト放射の状態が決定されていると推測
- アスペクト放射特性のそれぞれが、EVE流動のどのようなパラメータに関連しているかが不明
- これには、アスペクト放射自体に関する情報を整理する必要がある
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