現実世界ではあなたが財団を見る。
財団世界では財団があなたを見る!
Q.SCP財団が財団のジョークを収集しているというのは本当ですか?
A.概ね合っていますが、少し違います。正確にはジョークを呟いた人間を収集しています。
財団機動部隊員は9名で収容作戦に挑んだ。うち12名が無事帰還した。
「地獄と通話できる電話機が新たに発見されました」
「ちょっと実験で使ってみよう」
「あ、これが料金表です」
「財団サイト付近はやけに料金が安いな。なんでだ?」
「地獄~財団間は市内通話だからですよ」
Q.サイト管理者が自室に異常存在を連れ込んでいるというのは本当ですか?
A.少し異なります。事実は、サイト管理者が異常存在です。
NASA職員とアメリカ軍人と財団職員がほら吹き合戦をした。
NASA職員「一人の宇宙飛行士が宇宙ステーションからパラシュートで帰還したよ」
米兵「一人の兵士が一発の銃弾でステルス機を撃墜したぜ」
財団職員「一人の財団職員が」
NASA&米兵「君の勝ちだ!」
「このオブジェクトの効果ってどんな感じなんだ?」
「そうだな。そこにコップが二つあるだろ?あれが四つに認識されてしまうというものらしい」
「おいおい、コップは一つしかないぞ!」
エージェントが調査に当たりましたが、そもそも部屋にコップは存在しませんでした。
山で行方不明の男がいた
「遭難した!誰か助けてくれ!」だが誰も来ない
「こうなれば最後の手段だ。おーい!お化けが出た!殺される!」
財団エージェント「幽霊だって!?なんだ、何もないじゃないか。なぜそんな嘘をついた!」
「こう言えば来てくれると思ったよ」
日本「最近は凶悪犯罪も減ったせいでDクラスが足らなくなってきた」
アメリカ「警官が現場で射殺するんで死刑囚からDクラスを確保できないよ」
ソ連「全部シベリアに流れていってしまう!」
秘密警察「シベリア送りか財団勤務か、どちらか選びたまえ」
囚人は自殺した
新しい財団職員が着任した。肩にはオウムが乗っかっている。
「また珍しい物を飼っていますな」
オウムが答えた。
「うん、私の研究助手なんだ!」
Q.悲劇と事故の違いについて教えてください。
A.オブジェクトの発見で民間人が死んでるのは悲劇だが事故ではない。収容違反が起きて職員が十数名死んだら大事故だが悲劇ではない。
「あんなやつ、ムショにでもぶちこまれればいいのに!」
「こら、なんてことをいうのだ!」
「別にいいだろ」
「いや、財団に収容してもらおう」
「サイト管理者が財団ジョークに懸賞をかけたよ」
「ほう、それで一等賞は?」
「Dクラス送りさ」
「ウェイトレスさん、これはから揚げですか?虎屋博士ですか?」
「え、違いが分からないんですか?」
「ええ、まったくもって」
「じゃあ、問題ないではありませんか」