SCP-004-FS-JP
評価: +5+x

※過去にTwitterで「もらった単語を含んだSCPを即興で書く」という企画があり、便乗して書いた記事です。

【いただいたお題一覧】

塹壕/パスタ/桜/太秦/食慾(食欲)/老後の不安/大根/地獄車/インスリン/安来節/太陽系外

……どうしろというんだ。(でも書いた↓)
 
 
 
SCP-004-FS-JP 花見大根


アイテム番号: SCP-004-FS-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-004-FS-JPエリアに指定された半径5mの区域は鉄柵で囲ってください。また周辺の草原地にはカバーストーリー「発掘調査中」が適用され、一般人が侵入しないよう、調査員に扮した警備員3名が配置されます。

説明: SCP-004-FS-JPは京都府太秦に位置する塹壕とその範囲5mの地域で起こる特異現象です。塹壕は1942年頃地元住民により造られましたが戦後長らく放置され、現在では真上に桜(以下SCP-004-FS-JP-1とします)が育っています。調査により、この桜はソメイヨシノ(学名:Cerasus × yedoensis)であると判明しており、人工的に植えられたものと思われますが誰の手によるものかは不明です。
SCP-004-FS-JP-1の周囲5mに人間が近づくと、塹壕の内から二足歩行する股割れ大根(以下SCP-004-FS-JP-2)が出現します。SCP-004-FS-JP-2は唇のような器官から変声前の少年のような声で日本語を話し、ひげ根にあたる部分を腕のように操って、物を掴むなどの動作を可能とします。また安来節の衣装(一般的に「どじょうすくい」を踊るときの衣装として知られています。)を纏っています。SCP-004-FS-JP-2は、やってきた人間に「食欲が沸いた。パスタが食べたいから持ってきてほしい」としきりに要求してきます。要求を断ると、SCP-004-FS-JP-2は非常に残念がりつつ未知の方法で2体に分裂し、老後の不安を嘆きながら漫画『柔道一直線』に登場する架空の技「地獄車」を高速で始めます。この高速回転を見続けた来訪者はその場で昏倒します。SCP-004-FS-JP-2の2体は「大変だ!」「インスリンを注射しよう!」等と叫びながら来訪者を担ぎ塹壕の中へと連れて行きます。現在まで実験も含め██人が連れ去られていますが、そのいずれも塹壕から生還していません。パスタを与えた場合SCP-004-FS-JPは感謝を述べながら塹壕に戻り、来訪者は問題なく生還することが可能です。
 


 
補遺: インタビュー後、SCP-004-FS-JP-2は母星へ帰還すると言い残し現場から未知の方法で消失しました。これにより異常性質が確認されなくなったため、SCP-004-FS-JPはNeutralizedに認定されます。それまでSCP-004-FS-JP-2が出現したため未確認だった塹壕内を調査したところ、通常の股割れ大根が██つ残されていました。
 
 

 
 
 
ドSなフォロワ―の皆様お題ありがとうございました。
 
 
 
 

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