SPC-008-JP
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アイテム番号: SPC-008-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別修行プロトコル: SPC-008-JPは移送困難であるためその所在地をサイト-81██に指定します。サイト-81██はすべての窓を封鎖した上で厳重に施錠し、民間人の立ち入りを防止してください。侵入者検知システムを24時間稼働させ、予期せぬ侵入が発生した際には近傍のサイト-81██から警備員を派遣し、速やかに確保、強制退去、必要があれば記憶処理を実施してください。当該オブジェクトを用いた実験及び研修にはレベル3職員2名の許可が必要です。

説明: SPC-008-JPは50×25×4mのプールです。その内部に十分な量の水が満たされている場合、SPC-008-JPは内部側面から15分ごとに1匹の鮫を出現させます。(以下SPC-008-JP-1と呼称) SPC-008-JP-1の種類は明らかにランダムであり、最小でツラナガコビトザメ、最大でメガロドンまでの出現が確認されています。SPC-008-JP-1は実体を持つ存在であり、SPC-008-JP内にいる限りはあらゆる検査は通常の魚類と同様の結果を示します。しかし次のいずれかの条件を満たした場合、対象は即座に消失します。また本体から切り離された肉片なども直ちに消失します。

SPC-008-JP-1の消失条件

  • SPC-008-JPの外に出る
  • 出現から12分が経過する
  • 十分な損傷を与え殺害する
  • 頭部を十分な威力で殴打する

補遺: 201█/1/30、正体不明の組織の襲撃によりサイト-81██は制圧されました。SPC-008-JPは特殊作戦により入手した貴重な部品(SCP-███-JPと呼ばれていた)を用いていたため、同様の装置の再作成は極めて困難です。この事案により、SPC-008-JPを用いた実験、研修、修行は不可能となりました。SPC-008-JPに匹敵する効率の特別修行プロトコルが現在検討されています。

ドキュメントに添付されたメモ

誰かがこのプールのことをやつらに通報しやがったんだ! いや、俺はわかってる。弱虫███だ! あいつは訓練に嫌気がさして、センターに嫌がらせしたんだ! くそ! 見つけ出してその鮫のように卑劣な横っ面ををぶん殴ってやる!

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